アウトドア大好き! 憧れだったログハウスは、メンテナンスや快適性などに不安が…

山や小川が近く、田畑に囲まれたのどかな場所に建つN様の住まい。グレーの外壁に赤い三角の大屋根のアルムが緑豊かな景色によく映えます。 オフロードバイクのレースや山登り、自転車などアウトドアで過ごすのが大好きだと話すご主人と、木のナチュラルな素材感が好きだという奥様。家を建てるならログハウスがいいと検討したものの、マメに行わなければならないメンテナンスや、断熱性に対する不安など、自分たちのライフスタイルにマッチしないのでは…と感じたと話します。そんな時に出会ったのがスウェーデンハウス。「個性的な外観デザインが素敵だなって。中に入ってみると木製の大きな窓が印象的で、たっぷりと降り注いだ陽射しが明るく、とても気持ちよかったんです。懸念だった断熱性も申し分なく、引き違いではなくてくるりと廻る木製サッシもお掃除しやすそうでした」とN様。先進の住宅性能と快適性、木をふんだんに使ったインテリアも決め手となり、スウェーデンハウスとの家づくりをスタートさせました。

33坪とは思えない開放感の秘密は間取り「全体が見渡せるので、子どもに目が届きます

N様邸の大きな特徴は、広い土間のある玄関とリビングの境に壁がないこと。「図面で見たときは想像がつかなくて不安でしたが、暮らしてみると面積以上の広さを感じられますし、全体が見渡せるので子どもにも目が届きやすいです」と笑顔のN様。広い土間玄関には将来、薪ストーブを置くという夢もあるそうです。 軒下の広いウッドデッキでは、ハンモックをブランコ代わりにして娘さんが遊んでいるそう。その様子もキッチンから見守れるので安心なのだそうです。深い軒は夏の強い日差しを遮り、冬の陽射しを家の奥へと届けてくれる役割も果たしてくれますが、当初はこの軒にも不安があったというN様。「陽射しがたっぷり入る明るい家を望んでいたので、軒が邪魔なのでは…と。でもその不安を解消するために担当のホームコンサルタントさんが、同じように軒のある展示場で説明してくださったので、安心して取り入れることができました」。初めての夏はこの軒のおかげで強い陽射しが家の中に入ってくることもなく、涼しく過ごせたとか。「断熱性も高さも実感できました。リビングのエアコン1台だけで十分快適でしたね。最近では肌寒くなってきましたが、家の中に入るとほわっと暖かさを感じます」と嬉しそうに話してくださいました。

スウェーデンハウスと出会い、北欧デザインも好きになったという奥様のセンスが感じられるダイニング。キッチン背面の壁に使った淡いブルーが効いています。一脚ずつ違うデザインでそろえた椅子から、インテリアコーディネートを楽しんでいる暮らしぶりが伝わってきます。

勾配のある屋根形状を活かした2階ホールは、天井にも無垢材を使ってご主人こだわりのログハウス風に仕上げました。収納扉の可愛いクロスがいいアクセントになっています。

土間玄関をさらに開放的にしているのは上部の吹き抜け。シューズクロークへ真っ直ぐに入れる動線もお気に入りだそう。

機能性にこだわったキッチンのお気に入りポイントは調味料置き場。女性設計士さんからのアドバイスで、ニッチ形状ではなく平置きできるようにしました。「置くものに合わせて奥行きを決めたので使いやすいです」と奥様。

マスターベッドルームからホールへと繋がるウォークインクロゼットは、屋根の先端部のデッドスペースになりがちな部分を上手く活用しました。通りぬけられるのが便利だそうです。

干す→畳む→しまうが完結できるパウダールーム兼ランドリースペースは奥様の希望で実現。「普段着は全部ここに収納しているので子どもの着替えもラク。1階だけで家事を完結したいという願いが叶いました」。

ミモザのような華やかなイエローでコーディネートしたトイレ。「私が子どもの頃、トイレは暗くて怖いイメージがありました。子どもたちにそんな風に思って欲しくなかったので、明るい空間にしました」