定年後も快適に過ごせ、環境にもやさしい家に

ご夫婦が一番に考えられたのは“2人で管理できる範囲内で快適に暮らせること”そして“住んでいる自分にとってはもちろん環境にも良い家にしたい”というコンセプトでした。壁は珪藻土の塗り壁、天井は無垢のパイン材を使用。水廻り以外の床にはじゅうたんを敷き詰めました。ご結婚されてからずっと愛用されているという松本民芸家具で揃えられたS様邸に、今回新しく間取りに合わせたサイドボードが加わりました。

「終の住処はスウェーデンハウスと決めていました。」

ご主人がこだわられたリビングからテラスまで一体にデザインされた空間には、イタリアで鍛治屋さんに作ってもらったという思い出のカーテンレールがつけられています。 お気に入りの家で、お気に入りのインテリアに囲まれて暮らす。そんな毎日がS様ご夫婦の第2の人生をより豊かにしているようです。

ご夫婦憩いの場であるリビングにはこだわりがいっぱい。壁を飾る絵や素敵なランプにも、それぞれに物語があるそうです

ご主人の書斎。スウェーデンハウスは音がほとんど外に漏れないので、趣味のサックスも安心して練習できるとか

ゆったりとした広がりが演出された玄関は、車椅子なども通りやすい広さが確保されています

キッチンからは、勝手口、書斎、リビングへの動線がスムーズに。食事の時にはリビングからキッチンが見えないよう扉の開け閉めが可能

ドイツ製のペデスタル洗面器を活かした洗面室は奥様のこだわりです

主寝室は落ち着いた雰囲気にまとめられています。窓からの景色を楽しみたいと、網戸やレースのカーテンは一切使われていません

ご主人が趣味と健康づくりを兼ねて楽しんでいらっしゃる家庭菜園。季節のお野菜が食卓への出番を待っています

【担当者より】

豊かさのあふれる空間になりました

ゆったりとした空間で定年後の生活をとても豊かに楽しんでいらっしゃるご様子が伝わってきて、こんなに嬉しいことはありません。季節に合わせてお部屋の模様替えもされ、空間を色々に演出されているようで、生き生きと住まわれていらっしゃいますね。そんなS様ご夫婦の、豊かな人生のお役に立てて大変光栄です。