きっかけはアメリカでの快適な生活

お仕事の都合でアメリカに住まれていたS様ご夫妻。「アメリカでは雪が1mも積もる寒い地域に住んでいましたが、家の中は暖かく快適でした。日本に帰ってきたら、自分の家がこんなに寒いなんて思いませんでした」とアメリカでの生活がリフォームを考えるきっかけに。アメリカで暮らしていた家とそっくりな“アルム”の展示場を見学し、リフォームするより、暖かく過ごせるスウェーデンハウスに建て替えようと決意されたそうです。

バリアフリーの環境にこだわったプラン

西海岸をイメージした1階は、玄関からLDK全体が見渡せる開放感がステキ。お気に入りのアメリカ雑貨もセンスよく飾られています。実用的なスイッチや照明、ティッシュケース、タオルハンガーなどのアイテム一つ一つから、F様の確かな審美眼と、どれ一つとして妥協しなかったこだわりが見て取れます。こうしたディテールの積み重ねがあって、ゲストからも褒められる独自の世界観が完成しているのでしょう。リビング階段で2階ともつながる間仕切りのない空間ですが、冬はリビングのエアコン1台だけで快適とのこと。木製サッシで切り取られた周囲の長閑な景色はまるで絵画のようで、ぼーっと眺めていると、心が安らぎ幸せな気分になってきます。 完成した住まいは大勢のゲストを招きたいという夢も叶い、春から秋はご友人たちと外でBBQをしながら、にぎやかに過ごす時間がとても楽しいそうです。「これでアメ車を買えば、僕のアメリカンライフは完成です」と笑顔のF様。この先も大切な人たちと、大好きなモノに囲まれた暮らしが続いていきます。

スロープは玄関とウッドデッキに続いています。段差がないので、歩きやすくスムーズな移動が可能です

木の香りに包まれたリビング・ダイニング・キッチン。ファミリースペースは、腰壁までパイン材で統一されています

天窓から光が差し込む明るい玄関。段差をなくし、広くゆったりとした空間です

中央に立つとすべてが見渡せるキッチン

階段のステンドグラスは奥様の手作り。この家に合うようにデザインされたもので、様々な場所に飾られています

寝室からはトイレ、洗面室と通り抜けることができます。さらに廊下、リビングは動きやすさを考えたスムーズな動線となっています

天窓の下には、奥様の作業スペース。アメリカ滞在中にステンドグラスを習われ、今でも腕を磨かれています

【担当者より】

10年後、20年後もS様ご家族をサポートしていきます。

S様ご家族は、どういった家でどのように暮らしたいのかということをしっかりつかんでいたので、決断が的確で早かったことを覚えています。私もそのご希望を叶えるアドバイスをさせていただきました。平屋の発想とアルムのデザインを気に入っていただき、実際にアルムを建てた方のお宅に訪問す るなどもされていました。10年後、20年後も良きアドバイザーで在りたいと思っています。